保育への想い

Mind

日々の保育で大切にしていること

1.毎日戸外で遊び元気に育つ

福生市には、「多摩川中央公園」をはじめ、大小さまざまな公園が点在しています。ありんこ保育園では、毎日いろいろな公園に出かけ、外遊びをたくさんします。子どもたちは、木の枝を持って戦いごっこをしたり、みんなで協力して砂山をつくったり。自分たちの頭で遊びを考えながら、元気いっぱい遊びます。
素足に靴やぞうりを履き、薄着で生活するのが「ありんこスタイル」。乳幼児期の素足は、土踏まずの発達を促し、走ったり跳んだりする運動能力を伸ばします。また、薄着は、子どもたちの体温調節機能を育てます。
遊びや生活で基礎体力が身についた3歳児以降は、園バスや電車で、青梅市やあきる野市の山や森・川に遊びに出かけます。子どもたちは、野いちごをもいで食べたり、オタマジャクシや虫をつかまえたり、水遊びをしたり、さまざまな自然体験を通して、丈夫で健康なからだをつくっていきます。

⾃然の中で四季を感じ、五感を刺激しながら、丈夫なからだをつくります

日々の保育で大切にしていること

2.想像力と集中力が育つ

水彩画やリトミック(音楽遊び)などをおこない、子どもたちの想像力を積極的に育てています。ありんこ保育園の水彩画は、3原色で描くのが特徴です。子どもたちは、赤・青・黄色を使い、色々な作品を描きます。「オレンジ」を描く時は赤色と黄色を混ぜたり、「ぶどう」を描く時は赤色と青色を混ぜたりとさまざまな色を自分でつくりながら、作品を完成させます。
また、年長になると、文字の練習や創作活動などもおこないます。卒園後、小学校に旅立つことを見据えて、教育にも力を入れています。

多彩な保育内容で、子どもたちの想像力を養います

個性豊かで、友達を大切にする心を育てます!

3.ありのままの自分を大切に
みんな違って当たり前

ありんこ保育園では、子どもたち一人ひとりの思いを受け止めます。思いを受け止めることで、自己肯定感を育て、子ども自身が自分を肯定的に見られるように育みます。自己肯定感がある子どもは、情緒が安定し、遊びや学ぶことに集中したり、他人のことを思いやったりできるようになるからです。
また、子どもたちが、けんかやトラブルを起こしてしまう時も、「ダメ!」と頭ごなしに叱りません。まずは子どもの気持ちを聞き、その上でどのような行動をすべきだったのか、一緒に考えます。
子どもたち自身で解決できるようにサポートをしながら、自分も友だちも大切にできる力をはぐくみます。

自分も友だちも大切にできる
「心」を育てます!

「自分の思いを言葉に出してはっきりと伝えることができる」ように育てます!

4.たくましく育つ生きる力

ありんこ保育園がめざす子ども像のひとつに、「自分で考えて行動できる子」があります。これには、自分で考え行動できるようになり、社会に出ても強く生きてほしいという、思いが込められています。遊びの内容・方法・道具など、子どもたちが話し合い、意見を出し合い、ジャンケンしたり、多数決で決めたりと、できるだけ自分たちの力で意思決定をおこなっています。子どもたちが自分自身で考えて行動できるように、サポートします。

「自分の思いを、言葉ではっきり伝えられる子」に育てます!

5.異年齢児保育で育つ社会性

異年齢児保育とは、異なる年齢の園児が一緒に遊んだり、生活したりする保育方法です。ありんこ保育園は、「幼児クラス(3~5歳)」で異年齢児保育をおこなっています。異年齢児保育では、年上が年下の面倒を見たり、年下が年上に憧れたり。子どもたちは、多様な人間関係の中で、一人ひとり違う人間であること、みんな違っていいということ、お互いを尊重すること、そして自分を大切にすることを学びます。例えば、山に行った時は、5歳児が3・4歳児の手をつかみ、急な山道を登るのを助ける。あるいは、0歳児の赤ちゃんを自分たちの弟や妹をかわいがるように接します。ありんこ保育園の子どもたちは、思いやりの気持ちや将来への期待感を抱きながら、日々成長します。

色々な年齢の子どもたちが、
一緒に遊び・生活しています

家庭生活の延長線上となるように配慮して保育します

6.保護者に寄り添う

時には、子どもが体調を崩してしまうということも。ありんこ保育園では、体調を崩した時も、子どもや家庭の状況を踏まえながら柔軟に対応しています。例えば、「熱があったらお迎えにきてもらう」という対応ではなく、子どもの様子や保護者の仕事・生活の状態を確認し、親子の負担が少なくなるように努めています。
保育園は、集団生活ではありますが、できるだけ個別的な対応をさせていただきますので、安心してご利用ください。

親子で居心地良く利用できるように
保育します

7.保育園の資源は地域の資源、
ともに育ちあう

ありんこ保育園は、地域の人達との交流を大切にしています。茶摘みやじゃがいも堀りなど、子どもたちは、地域の人達の協力を得ながら、さまざまな体験をしています。田植え・稲刈りといったような貴重な体験ができるのも、色々な方々の協力があるからこそ。保育園としては、協力・支援してくださる地域の人達に、子育てを通して貢献したいと考えています。近隣の公園で遊ぶ時は、未就園児を遊びに誘ったり、保護者とコミュニケーションをとったり。「保育」という園の資源を活用して、これからも、地域の人達と交流をはかりながら地域の子育てを支えていきます。

保護者・地域の人達が一緒に参加
文化芸術活動もおこなっています

【森の音楽会、季節の行事、子育てセミナー、文化の広場、その他】

森の音楽会

毎週月曜日、朝10時~10時30分ごろ
園前の「加美平公園(雨天時園舎)」で、歌や⼿遊び・紙芝居・絵本の読み聞かせ・パネルシアターなどを楽しみます(第2・4月曜日は、音楽会後におこなうリトミック遊びにも参加できます)。
地域にお住まいの子育て中の親子の参加をお待ちしています。

文化の広場

ありんこ保育園では、「より多くの⼈に⼼豊かな時間を過ごしてほしい」と願い、1994年からさまざまな文化活動をおこなっています。プロが披露する生の音楽や演劇・人形劇などを、親子や地域の人達と一緒に楽しみます。